ＪＲ北海道は九州と同じく、高速バスのほかに島内間の航空路線との戦いを強いられています。移動に関する所要時間は比べるまもなく航空機の方が速いのですが、乗車前の手続きなどを考えると、島内の移動に関しては時間の格差はやや埋まるそうです。更に雪や強風など自然災害は鉄道の方が圧倒的に強く、まだ存在価値は疑問視されるまでにはなっていません。

このためＪＲ北海道では、新型気動車を次々投入し、乗客の確保に努めています。そして、主役の座から、一歩退いてしまった車輌もあります。特急の座からは追われていませんが、看板列車からは追われてしまった国鉄時代からの車輌、キハ１８３系、７８１系にここではスポットを当ててみたいと思います。