JR北海道 札幌 キハ183系0番代 特急「スーパーとかち」(回送)
1992.2.20

札幌と釧路を結ぶ「おおぞら」を補完し、
札幌と帯広とを結んでいる「スーパーとかち」です。
0番代が使用されていますが、2階建てのグリーン車を連結しており、
観光用としても運用されています。
キハ183系の番代表記について、高速化改造などで更に細分化されていますが
ここでは基本的に初期車は0番代、増備車は500番代とします。



JR北海道 南千歳 キハ183系0番代 特急「スーパーとかち」
1993.2.3

この灰褐色は183系に良く似合っているとは思うのですが、
冬季の積雪時の視認性は大丈夫なのかと少々気になってしまいます。
そのためにライトを点けているのでしょうが、塗装は雪や雪雲にそっくりです。
ライトに関しても関西本線大阪口のようにウグイス色が周りの木々に溶け込んでしまい、
ライトだけでなく要らなくなったはずの正面帯を復活させた例もあります。

 

JR北海道 新夕張 キハ183系0番代 特急「スーパーとかち」
1994.2.9

新夕張に進入してくる、特急「スーパーとかち」ですが、先頭車はオホーツク色です。
これは「スーパーとかち」用のキハ183系0番代が
機関出力増強タイプの200番代に改造されるため、
順次苗穂工場に入場していて車両が足りなくなったための措置だそうです。

蛇足ながら、ここ新夕張から新得までは有名な青春18きっぷで特急に乗車できる区間です。

 

JR北海道 新夕張 キハ183系0番代 特急「スーパーとかち」
1994.2.9

上記の列車は札幌方はスーパーとかち色で中間車は
新国鉄色(JR北海道気動車特急標準色)となっており、
さらには写真ではわかりませんが帯広方はオホーツク色となっています。
まさに塗装変更過渡期の編成といえます。

 


作成:1997年10月