大手私鉄の車両を考察する
大手私鉄の車両はそのほとんどが電車です。弛まない技術向上によりかつてはJRが国鉄であった時代にはそ
のほとんどが、国鉄よりも先にカルダン駆動車やVVVF制御車など先端技術を持った車両を投入してきました。戦後から現在までに大まかにいって吊掛制御か
らカルダン駆動に変わり、チョッパ制御と変化していき、現在はVVVF制御の車両が主力となっていて、そのVVVF制御車もGTO素子を使用したものから
IGBT素子を使用したものへと変化しています。これらの車両の歴史を上手く構成して架空鉄道のリアリティを高めると、現代の私鉄を再現しているだけとし
ても歴史に裏付けられた、より深い世界観を構築する事ができると思います。
・第1ページ
戦中・戦後から1950年代半ばまで
新性能電車の出現
改良を重ねて増備される新性能電車たち
新性能車が足りない!
車内環境の向上を目指して
車両塗色考
・第2ページ
有料特急形車両の変遷 新性能車登場の頃
料金不要特急形車両の変遷 新性能車登場の頃
オイルショックと省エネ電車
私鉄では異端の電機子チョッパ制御車
大手私鉄の主流、界磁チョッパ制御車
より安価に省エネを 大手私鉄の界磁添加励磁制御
月日は流れて 初期新性能車の更新
消えゆく吊掛け車
長期に渡った量産 マイナーチェンジと車体更新や体質改善 東武8000系の場合<NEW>
・第3ページ
有料特急用車両 第2世代以降
料金不要特急第2世代以降
大手私鉄に存在した気動車たち
大手私鉄の軌道線と特殊な路線
軌道線編
モノレールや新交通システム、特殊狭軌線など
初期新性能車 抵抗制御車の終焉
地方私鉄に譲渡される大手私鉄車両
大量増備された新性能車の置き換えかた 南海7000系の場合
・第4ページ
華のある存在 観光用特急車と団体専用車
他社直通車両 外の空気を受け入れて
地下鉄の場合
関連会社の場合
神戸高速鉄道の特殊な事情
阪神と近鉄 規格の違う相互直通
優等列車の他社直通運用
・第5ページ
輝くボディ、アルミ車とステンレス車
ステンレス車の登場と変遷
アルミ車の登場と変遷
現在の主流 インバータ制御車
電車を止める ブレーキとマスコンの変遷
空気ブレーキの変遷
電気ブレーキの変遷
急勾配を克服する 抑速ブレーキなど
・第6ページ
ラッシュ時の流れを決める 乗降扉
種類ある特急車の扉
エネルギーを得る集電装置
車内を明るく 客室窓
・第7ページ
軌間 レールの幅を考える
繋いで離してくっつける 連結器
編成長について
少数の限定された組成両数の編成など
ワンマン運転の編成
ゆったり快適 クロスシート考
・第8ページ
試作車や希少車両
量産車とは少し違う試作車
希少車 改造車両編
希少車 事故復旧車編
・第9ページ
各車両を区別する 形式の付け方
・第10ページ
大手私鉄の両運転台車