琴電
仏生山 デカ1 1993.8.14
現存する数少ない電動貨車の一つで今となっては珍しい凸型をしています。
昭和32年に廃車発生品を使用して自社工場であるここ仏生山工場にて誕生しました。
電動貨車とは云うものの、デカ1は一度も定期貨物列車の運用についた事は無く
(もっともデカ1が誕生した頃は琴電にはもう貨物運用は無かった)
もっぱら工場内の入換に従事し、あるいは事故救援車として待機しています。
仕事はきわめて地味ですが、形態が見ての通り変わっているので
車窓から見ても良く目立ちます。
一度本線を走行する姿を見てみたいものです。
作成:1998年1月