JR九州 熊本 DE10 ヨ8000 783系
1991.8.12
熊本の観光地、水前寺へのアクセスを向上するために特急「有明」の一部列車を
豊肥線の水前寺に乗り入れすることになりました。
しかし豊肥線は非電化のためサービス供給用電源車とDLを連結しての運転となり
専用塗装の機関車と電源車が用意されました。
JR九州 熊本 DE10 ヨ8000 1991.8.12
博多から熊本までは特急「有明」ですが熊本と水前寺間は普通列車で列車番号も客レ扱いでした。
この乗り入れは比較的好評でしたが、「有明」の増結により5両までにしか電源を
供給できないこの体系がネックとなり、廃止となりました。
現在は豊肥線が電化されて787系が直接水前寺まで乗り入れています。
JR九州 熊本 ヨ8000 1991.8.12
当初、485系時代に始まった水前寺乗り入れの時には電源車に
オハフ12が使われていましたが、783系が登場して緩急貨車のヨ8000を
改造した専用電源車が登場しました。
JR九州 熊本 DE10 1991.8.12
485系時代に登場した専用色DE10です。
ハイパーサルーン色のDE10は水前寺乗り入れ廃止後早々に消えましたが、
国鉄特急色のDE10はかなり後まで残っていました。
作成:2003年11月