八百津の先にもかつて鉄道はありました。
八百津駅から先4キロほど奥にある関西電力丸山ダムへ
資材を運ぶ建設専用線が敷かれ、
ダム建設工事が行なわれた1952年から1954年の
わずか2年間工事用の資材を輸送しました。
八百津駅付近 2002.2.24
八百津を出ると切通しが見えます。
これが専用線の廃線跡で、
現在は県道381号線となっています。
八百津付近 2002.2.24
木曽川に沿いつつもやや高い場所を通っていた専用線。
単線線路を流用しているので道幅は狭く、
行き違い設備がないと対向もままなりません。
錦織集落付近 2002.4.13
錦織停車場(信号所?)と思われる所です。
木曽川を越えて八百津中心地へ向かう橋が掛かっている付近は整備されていて、
立派な片側1車線の道路になっています。
そのため専用線の面影を探るのは非常に困難です。
錦織集落付近 2002.2.24
集落を抜けると再び狭い道となります。
この先、蘇水橋へと向かいます。
作成:2002年6月