広電 荒手車庫 2000形 1999.7.17

 1960年ごろに製造された車両です。
当初は単行で運用されていましたが、
1975年ごろに輸送力増強のため2連化されました。
ただ連接化は行なわれず2連を永久連結化したものです。
2連化後は市内・宮島直通運用で活躍して来ましたが、
3連接車登場によりラッシュ時のみの運用となっていて、
3100形と同様に昼間は荒手車庫で寝ています。



広電 荒手車庫 2000形 1999.7.17

 2000形は単行時代9本あり、
これを2連化すると1本余る事になります。
この1本は前面改造も受ける事も無く、
事業用として車籍を残しています。
しかし廃車か廃車前提の保留車に囲まれて
留置されている状態で2連車さえも運用が
ほとんど無い現状から、
今後営業車としての復活は
無いものと思われます。


作成:2001年6月