高千穂鉄道 延岡 TR200 2000.3.21

 高千穂鉄道は国鉄高千穂線を転換した路線です。
当初は熊本側の高森線(現南阿蘇鉄道)と
接続して九州横断鉄道が完成する予定でした。
しかし計画は途中で凍結され、
両線とも廃止予定線を経て第三セクター化されました。
日本一高い高千穂橋梁(105m)や車窓を彩る渓流など
観光的要素は多分に持ち合わせていますが、
並行する道路が整備されており
通学客か観光客が乗客の大半となっていて、
厳しい経営が続いています。



高千穂鉄道 高千穂 TR100形 2000.3.23

 車両は一般車としてTR100/200形と
座席指定列車『たかちほ』用車両TR300形が存在します。
 TR100形は同線の主力で5両が在籍します。
TR200形は2両が在籍し、TR100形と同型ですが、
イベント対応車でAV機器が搭載されています。



高千穂鉄道 高千穂 TR300形 2000.3.23

 TR300形は観光用車両で1991年に導入されました。
転換クロスシートを装備しています。
2両配置されていて、編成が組める様になっていますが、
TR300形で編成される事は滅多に無く、
一部指定席列車の指定席車両として
TR100形とコンビを組んで運用されています。


作成:2000年10月