JR西日本 大阪 新快速 221系 1992.1.2

 221系は、117系や113系を置換える目的で
1989年に登場した形式です。
登場時には主に新快速運用に就いたため、
転換クロスシートを採用しています。
しかし近鉄5200型を参考に3扉転換クロスシートを採用したため、
2扉の117系よりも乗降が楽になりました。
またデザインも国鉄色を払拭した大胆なデザインとなり、
暗いという国鉄/JRのイメージを大幅に変えて
乗客の増加に貢献しました。



JR西日本 大阪 新快速 221系 1999.3.20

 しかし、更なるコストの削減とスピードなどサービスを向上した
223系1000/2000番代が登場すると
花形である「新快速」の運用から徐々に離れ始め、
新快速が全面的に130km/h運転を始めると
221系は新快速運用から撤退しました。
その後はJR京都・神戸線の快速運用や阪和線の快速、
JR宝塚・福知山線の丹波路快速に運用される事になり、
活動範囲が広がっています。


作成:2000年9月