JR九州 博多 421系(?) 1991.8.11
421系は九州電化当初に投入された60ヘルツ用交流近郊型電車です。
常磐線に投入された国鉄初の近郊型電車401系(50ヘルツ)を元にしています。
また423系は421系の出力強化型電車です。
ちょうど111系と113系の関係にあたります。
国鉄時代は非冷房車が多数存在しましたが、JR化後は冷房化が進みました。
工事の簡略化のため、新しい冷房システムが登場しました。
上記の車両が特に異色を放ち、床置き式の冷房装置を搭載して
冷房装置の上部には特大のグローブ型ベンチレータが搭載されています。
JR九州 原田 423系 1993.8.13
1961年以来、九州の電化・近代化を支えた当形式ですが、
寄る年波には勝てず数を減らし、421系は形式消滅、
423系は後期車が僅かに残るのみになっています。
作成:2000年3月