名鉄 犬山 850形 1986.2.21

「なまず」こと850型です。
「なまず」の由来は前面上側部に三本のラインが描いていて、
そのラインをなまずの髭に見立てたものです。
この当時はもうラインは無いのでなぜ「なまず」となったのかは分かりつらくなっています。



名鉄 金山橋 850形・3400形 1986.2.21

珍しい850型+3400型の「なまず」+「いもむし」です。
この列車は犬山線「普通」の運用についていました。

この2種の流線形は、デビュー当時は別会社の愛知電気鉄道と名岐鉄道にて製造されて、
両会社の流線形に対する考えの違いが見られます。
3400型は当初から流線形として設計されましたが、
850型は800型をベースに前頭部を流線形化したので、
多少付け焼き刃のような感があります。
3400型は2連化されながらも1編成が残っていますが、
850型は2編成のうち先に廃車された1編成は保存されていましたが、
後に解体されてしまい、写真の編成も廃車後まもなく解体となり全く現存していません。


作成:1997年11月