名鉄 可児川 800形 1994.7.18 

最後まで残った800型の811と812です。
左が812、右が811です。
両車の特徴として、811は正面窓の改造は
受けていますが当初からの800型で、
前照灯が旧型車に良く見られる車体から独立したタイプになっています。
また車内は内装がニス塗りとなっておりロングシートでした。



名鉄 犬山 800形 1992.2.11

一方812は3500型を両運転台化したものです。
前照灯が811と違い埋め込み式となっているのが特徴で、
窓割も若干の違いがあるようです。
内装は緑白色のペンキ塗りでシートは
転換クロスシートとなっていました。
両車とも動態保存兼増結車として活躍していましたが
老朽化と非冷房が災いし、1996年4月に引退しました。
811のみ日本車輌豊川工場内に保存されています。



名鉄 金山~ナゴヤ球場前 800形 1989.8.17

名古屋本線を走る800型モ812です。
金山総合駅開業後に入線した旧型車は
イベント以外では比較的珍しいといえるでしょう。


作成:1997年11月