JR西日本 下関 103系 1993.8.11

JRとなってから、関西地区では221系や207系など
新型車両が次々投入されました。
そして大量の103系余剰車が発生しました。
もう寿命に達していたのならそのまま廃車となるのですが、
まだ使える車両だったので岡山・広島・下関など山陽本線に投入されました。



JR西日本 広島 103系 1999.7.17

現在「瀬戸内色」で統一された広島地区103系ですが、
前所属区は様々のようです。
塗装が所々剥がれている部分があり、
ウグイス色やオレンジバーミリオン、
スカイブルーの塗色が顔を覗かせている事もあります。



JR西日本 新井口~五日市 103系 1999.7.17

山陽地区の103系ですが、呉線や可部線、山陽本線広島周辺などの
朝夕ラッシュ時には103系としての本領を発揮します。
また25‰の勾配が続く瀬野~八本松間には、
抑速ブレーキ未装備の103系は入線できず、
広島以東は呉線が運用主体となっています。
しかしロングシートでトイレ設備も無い状態で100kmを
超えるような長距離運用に就くなど
本来予定されていなかった運用にも就き、利用者の不興も買っています。
改善を望みたいところですが、新型車両は難しいので運用を
上手く割り振って貰いたいものです。


作成:2000年1月