JR東日本 仙台 417系 2007.3.21

417系は地方のとりわけ交流区間での輸送体質改善のために開発された形式です。



JR東日本 長町~仙台 417系 2007.3.21

車体は地方での輸送に合わせたステップ付き両開き2扉デッキ無しと
同じく地方都市圏向け気動車キハ47とほぼ同等の車体構成となっています。



 JR東日本 仙台 701系 417系 2007.3.21

しかしながら国鉄末期の財政難から地方向け車両は
新造ではなく改造で予算圧縮を図る方向となったため
わずか5編成で増備は終了しました。



JR東日本 仙台 417系 2007.3.21

登場から一貫して仙台圏での輸送に従事してきましたが
老朽化とE721系の登場などにより2007年までに運用を終了しました。

阿武隈急行に1編成譲渡されましたがこちらも2016年に引退しています。
ただ訓練用機械として岩切にて2018年現在も車籍は無いものの残存しています。


作成:2018年3月