JR西日本 西九条 103系 1999.7.25

桜島線は小松島線・黒石線が廃止された今、
JR線でもっとも短い路線となりました。
工業地帯を走る路線らしく、
朝夕のラッシュ時は通勤客で混み合いますが、
昼間などは閑散としています。
そのため6両編成だったのが、1999年5月の改正で4両化されてしまい、
森ノ宮区の入出庫を兼ねた環状線直通運用も廃止されました。



JR西日本 西九条 103系 1999.8.22

桜島線は西九条駅では両側にホームのある真中の線を使用します。
このため両側の扉を開けば、外回り内回り双方への乗換えが容易です。
またこの線は貨物線と桜島線を結び、更には環状線とも結ばれているので、
京都・新大阪直通から関空・紀勢方面直通への列車の大切なルートとなっています。
現在は桜島線の需要がさほどではないのであまり問題は無いようですが、
桜島の手前に開設が予定されているUSJが起動すると
桜島線の需要が飛躍的に伸びると思われるので、
ダイヤ構成上のネックになりはしないかと少々心配です。



JR西日本 西九条 103系 1999.8.22

1999年5月改正以前はあまり変化の無かった桜島線ですが、
検査入場車の代走か大和路線色の103系が運用につきました。
ここでこの色が見ることが出来るのはラッシュ時の
大和路線直通区間快速ぐらいのものです。


作成:1999年7月