JR東日本 上野 415系 1991.1.3

1971年より製造が開始された415系です。
直流と交流の50Hzと60Hzの区間で運用できる
いわゆる3電源式の近郊型電車です。



JR東日本 水戸 415系 1997.11.21

485系特急型電車や電気機関車のEF81のように
3電源に対処しないと対応できない運用は
415系が投入された区間では存在せず
効率的に広域転配を行えるように機器を共通化したしたものと思われます。



JR東日本 馬橋付近 415系 1998.3.31

415系はその後も増備が続けられて0番台の後に
1978年よりシートピッチを拡大した100番台を
1982年からは混雑緩和のためオールロングシート化した500番台を
1984年からはつくば科学万博輸送用に増結用として新造された700番台と
様々な番台区分が存在します。



JR東日本 我孫子 415系 2001.12.31

1986年からは新造車がステンレス車体に移行し
鋼製車としては700番台で打ち止めとなりました。



JR東日本 松戸 415系 2004.1.2

100番台以降のシートピッチ拡大車は窓のレイアウトが異なり
車端付近にある開閉可能な小窓が廃止されています。



JR東日本 松戸 415系 2004.1.2

常磐快速線のE231系と並ぶ415系です。



JR東日本 郡山工場 415系 2003.8.23



JR東日本 石岡 415系 2006.1.2



JR東日本 綾瀬付近 415系 2007.3.4

 

JR東日本 松戸 415系 2007.3.4



JR東日本 北千住 415系 2007.3.9

常磐線初の一般型電車として活躍してきた401系から続く
国鉄型交直流近郊型電車ですが、2007年春のダイヤ改正で
グリーン車を連結するE531系によって置き換えられて
常磐線上野口での運用を終了し、また鋼製車も引退しました。



JR東日本 北千住 415系 2007.3.9


作成:2014年3月