小樽市総合博物館 DD13 2009.6.24

国鉄の入換用DLであったDD13です。
この形式は国鉄時代の入換機無煙化の
立役者として活躍し一時代を築きました。
基本的に入換用でしたが短区間の貨物や
旅客列車の運用にも就きました。
しかしSGを搭載していない事や
軸重が大きい事ために運用には制約がありました。



三笠鉄道記念館 DD13 2010.5.16

本格的に本線旅客列車の運用にも就ける
後継機のDE10の台頭と
貨物列車の削減による入換運用の減少により
JRには継承されずに全車廃車となりました。

三笠には353号機が小樽にはその重連総括型の611号機が保存されています。



小樽市総合博物館 DD16 2009.6.24

DD13やDE10が入線できない
丙線や簡易線に対応する為に開発されたDD16です。



小樽市総合博物館 DD16 2009.6.24

北海道には多数の丙線や簡易線が存在し
活躍が期待されていましたが
国鉄から徐々に貨物列車や客車列車が姿を消していく頃であり
特にローカル線はそれが端緒であったため
思ったよりも活躍の機会はありませんでした。



三笠鉄道記念館 DD16 2010.5.16

小樽には17号機が三笠には17号機が保存されていて
特に三笠の17号機には苗穂工場独特の
ボンネット上の手摺が残されています。



青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 DD16 2006.3.31

青森駅前にて保存されている元青函連絡船八甲田丸の
船内車両甲板にて保存されているDD16です。



青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 DD16 2006.3.31

控え車のヒ600を連結して設置されています。


作成:2012年9月