JR西日本 新宮 JR東海 キハ82系 特急「南紀」 1992.3.12

朝まだ太陽も顔を出さない頃、
始発の名古屋行き「南紀」となるため車体に命が吹き込まれる。
あと残り少ない時間。
毎日のように繰り返されてきたこの始まりの儀式も、
走りなれた路も、
もう数えるほどの日々…。。
しかし、この日常は新しく走り出す“後輩”も同じように繰り返す事だろう。
そしてそれが日常になっていくのだ。それが日常なのだから。



JR東海 新鹿~波田須 キハ82系 特急「南紀」 1992.3.12

そして「南紀」は走り始めた。登る陽とどちらが早かったのだろう…。


作成:1999年1月