能勢電鉄 平野 1500系 1998.7.17
現在、1700系と共に能勢電鉄の主力形式である1500系です。
当時15m級の小型車ばかりであった能勢電鉄に近代化を目的に投入された車両です。
前所有会社はもちろん阪急で神宝線用の2100系をタネ車としています。
阪急時代には冷房は搭載されていませんでしたが、能勢入線時に冷改されています。
入線当初はまだ小型車全盛のころでしたが、
沿線の宅地開発は爆発的に進んでいた頃なので、
ようやく日生中央駅のような近代的な施設に似合う電車が走り始めたのだな
というのが正直な感想でした。
また川西能勢口と当時国鉄の川西池田を結ぶ支線がありましたが、
国鉄時代には阪急が国鉄を圧倒していたので利用客は少なく
昭和50年ごろに廃止されてしまいました。
今でもわずかに廃線跡が存在しますが、
JRの川西池田駅は川西能勢口駅の目と鼻の先にあり、鉄道で結ぶ必要性は無いようです。
能勢電鉄 山下 1500系 1998.7.17
作成:1998年12月