新潟交通
東関屋 モハ10型 1998.3.29
かつては新潟県庁舎前(駅名“県庁前”)からJR弥彦線の燕までを
結ぶ路線であった新潟交通でしたが、沿線人口は少なくないのに、
開通当初から新潟市内ターミナルの立地条件の悪さから
どんどん乗客が車に流れてしまい、併用区間であった
県庁前(廃止時駅名“白山前”)~東関屋間の廃止、
そして月潟~燕間も利用率の低迷から廃止されてしまい、
他の鉄道との接続の無い鉄道となってしまいました。
その後合理化を進めつつも、ついに限界となり廃止方針を打ち出したため、
慌てた沿線自治体が支援を表明しましたが新潟県が経営に
改善の余地が無いと判断して支援を拒否したため、廃止が決定してしまいました。
新潟交通
寺地~ときめき モハ10型 1998.3.29
「もし」はないですが、新潟市内まで鉄道が延びていたら
新潟交通は大きく変わっていた事でしょう。
作成:1998年6月