名古屋鉄道 八百津 キハ30 2001.9.30

 名鉄八百津線は、1925年に太多線や
名鉄広見線の前身である東美鉄道の一路線として開業しました。
のちに名鉄に合併されて広見線とともに名鉄に編入されました。
途中兼山に行き違い設備がありましたが、
乗客減のため廃止されています。
また丸山ダム建設に際して、
八百津からダムまで工事専用線を建設し、
多数の貨物列車が運転されました。



名古屋鉄道 明智~兼山口 キハ30 2001.8.26

 しかし八百津付近の人工減少とモータリゼーションの進展により、
元より八百津の中心地に乗り入れていなかった
八百津線の乗客は減少して行きました。
これに対し単行運転やLE‐Carの投入ワンマン化など合理化を進めましたが、
赤字額も膨大なものとなり手詰まりで
遂に2001年9月30日廃止となりました。



作成:2002年4月