名古屋鉄道 新可児 キハ10 7700系 国鉄 キハ48
1984.9.20

 キハ10は閑散区間であった名鉄八百津線に
投入されたレールバス、LE‐Carです。
この頃は国鉄の赤字ローカル線が次々廃止されて行った時代でした。
またその廃止された路線を地元自治体と有力企業で
運営する第三セクター鉄道が開業しており、
コストパフォーマンスの良い軽快気動車を模索していました。
そこで二軸形気動車の試験路線に
名鉄八百津線が選ばれて試作車が何度か往復しました。
これに注目した名鉄はLE‐Carを三両購入、
八百津線に導入しました。



名古屋鉄道 新可児 キハ10 7700系 1984.9.20

 初期三両は非冷房車ですが、
のちに樽見鉄道や三木鉄道などの
第三セクター鉄道に導入されたLE‐Carに比べて
窓など比較的鉄道系の部品が使われています。


作成:2002年4月