伊予鉄道 古町 300系 1998.8.9

 現役車の中では唯一旧塗装で残る300系です。
両先頭車300系は戦後まもなく製造された14m級の車両ですが、
後に車体延長工事が施されて19m車体となっています。
車体は古風で車内もニス塗りと味のあるものですが、
足回りはカルダン駆動で空気バネとなっています。
 中間車サハ500は戦前の木造院電
(鉄道院時代の車両!)がルーツとなっており、
東急を経て伊予鉄に入線しました。
元院電ながら空気バネ台車に改造されています。
 



伊予鉄道 古町 300系 2000.11.4

700・800系の台頭で予備車となっていますが、
古町の車庫でその姿を見る事が出来ます。


作成:2001年2月