阪神青胴車は廃車になる時期が早いのと
大手私鉄としては比較的車体が小さいので、
地方私鉄に譲渡される事もあります。
京福福井支社と琴電に譲渡の実績がありますが、
いずれも車体譲渡が基本となっています。



京福電鉄福井支社 2101形 東古市 1992.12.15

京福福井支社にはジェットカーの車体がいくらか譲渡されています。
この画像の2101形の場合、元は南海の吊掛車1201形でしたが
車体が老朽化したので、5231形の車体を流用して上回りのみ、
両運化と客扉2扉化をして更新しました。
よって足回りは吊掛駆動のままです。
(近年足回りも更新するという情報有り)
他に5101型を流用した1101形等がありますし、
元赤胴両運車3301形の2201形もあります。
京福への車両は大抵両運化改造されています。



高松琴平電鉄 1051形 瓦町 1993.8.14

ジェットカー試作車だった5001型を購入して
2扉化したのがこの1051形です。
阪神時代には前面がいわゆる湘南型でしたが、
量産化改造時に一般的な前面に改装されています。
ただ側面窓に試作車時代の名残が残っています。
琴電入線当初は吊掛(HL)化改造をうけて、
他車と性能を合わせていましたが、
後にカルダン化改造されています。
この他にも両運車5101形や
5231形等が琴電に渡っていきました。


作成:1999年4月