熊本市交 蔚山町~新町 1350型 1999.1.16

最盛期には7系統25.2キロあった路線も、
モータリゼーションの発達により次々廃止となり、
一時は全線廃止も止む無しと考えられていた熊本市交ですが、
オイルショックなどで何とか持ちなおし、冷房車の導入、VVVF車の導入、
そして超低床車の投入などサービス改善で路面電車の地位を復権しました。
私は4回ほど熊本を訪れていますが、いずれの時も路面電車の利用率は良く、
地域の足として完全に機能しているのだなと実感しました。
また車も基本的に軌道敷地内には入って来ず、定時運転が出来るようです。
現在LRT構想など路面電車が見なおされていますが、
交通事業者だけでなく廻りの有形無形の協力が必要だと改めて実感しました。
岐阜市も見習ってもらいたいものです。



熊本市交 田崎橋 8500型 1999.1.16


作成:1999年2月